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新年に入り昨年末のケータイ祭りもひと段落してきたように思います。
しかし、年末のフィーバーはこれまでにない大例祭でした。これまでになかったことです。
ただどころか、お金を付けて、スマホを配っていたようなものでした。びっくりです。
では、これまでに、このようなものはなかったのかというと、実は、何年か前から先駆けというようなものがありました。
知らない人は知らないだけで、知っている人だけが得をしていたということです。
ケータイ番長の読者の方は、詳しいほうだと思いますが、知らない人も多いのではないでしょうか。
それは、ソフトバンクがボーダーフォンを買収したころから始まっています。
2年縛りがなかった時代
それまでは、機種代がただというのはありましたが、毎月の基本料などは安くても2000円以上は払う必要がありました。当然ですね。
キャリアはショップに販売奨励金を払って、シェアの拡大を図っていました。そのため、機種代金をただにしても、元が取れるので、機種代金0円というような販売手法がとられました。
ただし、毎月の基本料金は通常に払う必要がありましたので、安くても、月2000円以上はかかっていました。ただし、この時期は、2年縛りなどの、違約金はありませんでした。
そのため、ちょっと使ってはすぐに、別の機種に買い換えるという人が出てきました。そうなると、キャリアは機種代金の分を回収できないため、対策が必要になりました。
ソフトバンクがボーダーフォンを買収
ソフトバンクがボーダーフォンを買収という大変なニュースが入ってきました。
インターネットのADSL回線の価格破壊を起こした、あのソフトバンクが参入したのです。
ここで、ケータイにも価格破壊が起こるとだれもが予想しました。
しかし、直後はそれほどのインパクトのある施策は発表されませんでした。ちょっと期待はずれでした。ただし、その後、結果的には、各キャリアの競争が激しくなって、毎月の基本料金なども結果的には大幅に安くなりました(ホワイトプラン、だれでも割など)。
また、この時期は、長い間同じキャリアのケータイを使っていると基本料金も安くなるという道理にかなったことも行われていました。
ソフトバンクの「スーパーボーナス」
そして、ソフトバンクが新たに始めた施策というのが、「スーパーボーナス」という割賦販売の手法です。これは、本来は、キャリアがケータイの機種代金を正常に回収するためのまともな方法でした。機種代金を分割払いにする代わりに、月月割という割引を2年間にわたって行うことで、ユーザーにとっては機種代がほぼ0円になりメリットがあります。一方ソフトバンクにとっても、2年間ユーザーを縛りつけることができます。どちらにとってもメリットのあるすばらしい方法でした。ところが、後に、これが、安売りをさらに誘発することになってしまったのです。というのは、結局、売れ残ったケータイ電話を処分しなければならず、安売りの一手法としてこの「スーパーボーナス」使われてしまったわけです。
「スパボ一括払い」
「スーパーボーナス」は基本的に2年間の分割払いですが、これを最初に一括払いしてしまうことができます。そうすると、月月割だけ2年間残るので、毎月の基本料金などからその分を引いてもらえるわけです。たとえば、基本料金がホワイトプランの980円だったとして、月月割が1200円だと、差し引きすると月額0円でかつ220円分は通話料として使えるということができました。(ただし、現在ソフトバンクは基本料金からは月月割の割引は引けません。)
ただし、最初に機種代金として、数万円を払っていましたので、一括払いしようが、分割払いしようが、結局は同じことでした。
さて、ここで、出てきたのが、「スパボ一括xx円」という販売方法です。
これは、たとえば、「スパボ一括5000円」の場合には、機種代金を5000円で一括払いで売りますという手法です。
そうすると、機種代金は最初に5000円払っていますので、その後の分割払いはありません。そして、月月割だけが残るのです。先の例ですと、毎月の費用は0円です。(220円分は通話料として使えます。)最初に5000円だけ払えば、その後、毎月0円で、2年間はケータイ電話が使えるというお得なものでした。ホワイトプランだと、ソフトバンク間が無料で使える時間帯がありますので、まるで、トランシーバーのように使えます。
ケータイ番長もこの時期「スパボ新規一括6800円」で2台入手して、家族にところに置いておきました。2年間無料のホットラインの完成です。
これはお得でした。
そして、中には、「スパボ一括0円」なんてのもありました。
また、この時期、初代の iPhoneが「スパボ新規一括0円」というのがフィーバーしていたこともあります。
この時期、ケータイ番長は周りの人に、「スパボ一括0円だと、毎月の費用が0円だからお得だよー」と言っていましたが、なんだそりゃと言う感じで、あまりまともに話を聞いてもらえませんでした。
「ただでケータイが使えるんだよ」と言っても、信じてもらえなかったのが印象的でした。
「そんなうまい話があるわけない。きっとだまされているんだ。」と思われていたのかもしれません。
長くなりましたので、つづきはまた、別の機会に書きたいと思います。
1 件のコメント:
番長に情報もらってばかりでは悪いので自分でもSBに行ってみた。
昨日、某所SBショップ,見守り携帯2年間通話料¥0と表示あるが、本体の価格表示なし。いくらか聞いてみた。
「少々お待ちください・・・・・・・税別¥19800です。」
「ブーーっ!」
一昔前のギャグ漫画みたいに本当に吹き出した。
1ヶ所にしかかけられない電話によくもそんな値段を。
呆れてラーメンもらうのも忘れ帰ってきました。
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